【妻鹿さんインタビュー】『全ての人が現在・そして未来にワクワクできている状態』を実現するために

こんにちは、STORY CAREERスタッフの伊達です。今回は、STORY CAREERの経営者の一人である、妻鹿 潤(めが じゅん)にインタビューを行いました。
皆さんもイベントなどの際にお会いすることが多いと思います。そんな妻鹿は一体どんな人なのでしょうか、、。
– 妻鹿さん、本日はよろしくお願いします!
まずは簡単な自己紹介をお願いしてもいいでしょうか?
はい、分かりました。
私は株式会社STORYの取締役として、大学生のキャリア支援・就活支援をしています。
就活の概要説明、自己分析整理、就活やキャリアの質問回答など幅広く業務を行ってます。
人が自身の可能性に気づき、最適な人生を明確にすること。その人生を歩む力を手に入れることで喜ぶ姿を見るのが、何よりも好きで、自分の生きている価値を実感できます。
教育業界出身なので教育に関する話が好きです。また世界一周をしていたこともあり海外に関する話をすることも好きです。
– 教育業界出身とのことですが、今までのキャリアについて簡単に教えていただけますか?
ざっくり羅列すると、以下のようになりますね。
・2006年、IT系のベンチャー企業に就職。中小企業を中心に、WEBを通じた営業コンサルを行う。
・2008年、「幸せを探すのではなく、幸せを感じられる自分になる」ために世界一周を敢行。53か国を旅する中で、人が生きる意味・本当に必要な教育とは何かを考える。
・2009年、大手学習塾にて教育の現場に携わった後、本部にて多くの学習塾の実態を学ぶ。
・2014年、本当の教育とは「壁を超えられる力を手にすること」と「自分を知り社会を知り、最適な人生を描くこと」に行き着き、教育・人材のベンチャー企業を仲間と一緒に起ち上げる。
そこからは主に教育事業、個別指導塾STORYの教室長として教育事業に約3年間携わる。
– なるほど、ありがとうございます。「幸せを探すのではなく、幸せを感じられる自分になる」というマインドの変化はどのように起こりましたか?
実は新卒2年目頃からずっともやもやしていまして。
1社目では給与も悪くなかったし、特段大きな不満はない。当時好きだった彼女とも結婚の可能性も見える。なのに、なんかどこか「これで良いのか?」という不安がありました。今から思えば自身の幸せのための一定の条件は揃っていたものの、will/beingが不明確かつ、納得感がなかったからだと分かるのですが(笑)。
当時はこの原因がわからず、人並み以上に幸せの条件を備えているであろう自分が、なぜもやもやするのか。今の人生悪くないが、80点くらいに感じるのはなぜなのか悩んでました。
その時同居していて同じような生活をしていた父は「わしは毎日幸せや。100点や」と言い切っていたにもかかわらず、です。
同じような生活をしている父がなぜそのように言い切れるのか?気になった私は父にその質問を投げてみました。
「わしは終戦直後に生まれて、小学生の頃から学校の後は靴磨きをしたり、母の料理屋で働くなどした母子家庭の苦労人やった。また、3食ちゃんと食べれる時も少ない、喧嘩もよくする。そんな自分が今、子供がいて、屋根のある家で3食ちゃんと食べられて一定の余暇がある。こんなに幸せなことがない」と言うのです。
この父の言葉を聞いて、私は父と私は幸福の基準値が違うんだと感じました。
父はかなり低い生活水準が「当たり前」なので、平成の今の生活水準や日常が「めっちゃ幸せ」に感じる。
対して私は平成の今の生活水準や日常が「当たり前」なので、そこに幸せを感じにくかったんです。
それなら、僕も父のような生活水準や日常が「当たり前」になれば良いのではないか。
その時、世界中で恵まれているであろう日本人の僕が、世界のリアルな生活水準や日常に触れ、過ごした際に、今の日本の生活がいかにありがたいか、分かるのでは。
幸福は探すのではなく、今の生活を幸福と感じられるようになるのが早いのでは、と思ったことがきっかけでした。
– なるほど、ありがとうございます。
そこから世界一周の旅をされていたんですよね?
そうです、自分自身の境遇を多角的に捉えるために、世界のリアルな生活水準や日常に触れよう。そのためには、できるだけ多くの・多様な地域のリアルや生活水準に触れる必要があると思い、ほぼ陸路で、1年ちょっとかけて53ヵ国を旅しました。
その経験を経て、自らの境遇がいかに恵まれたものであるかを理解し、日々感謝する心を持って、しんどい状況でも頑張ろうと思える支えを持つことができるようになりました。
– すごいですね。。
では次に、大手学習塾からベンチャー立ち上げへの経緯を具体的に教えてもらえますか?
学習塾では、日々業務を行う中で、既存の塾の実態と限界を痛感していました。
具体的には、自身の指導ノウハウから短期的な成績アップはできても、長期的に点数アップや志望校合格を行うためには「生徒のやる気を引き出す」こと、「生徒の価値観・性格を把握した上での指導」が不可欠であること。さらに、点数アップ・志望校合格という近視眼的な目標を達成した生徒達が卒業後、大学や社会でのミスマッチに絶望する現実を目の当たりにしたこと。
また目の前の生徒のために意識を傾けるのではなく「上位の学校に合格できそうな生徒に思いっきり傾斜をかけて注力する」や「利益を意識した生徒との関わり」という実態を目の当たりにしました。
そういった経験から、「生徒のことを誰よりも考え、どこよりもこだわる塾を立ち上げたい」「点数アップや合格がゴールではなく、最適な人生を描くこと。最適な人生を生き抜く力を手に入れられるような塾を立ち上げたい」という想いを持つようになり、その想いがベンチャー立ち上げにつながりました。
– なるほど。STORYでの教育事業(以下STORY)からキャリア支援事業(以下STORY CAREER)への転機はどのような経緯があったのでしょうか?
キャリア支援については僕自身もキャリアで悩んだことがあり、実は課題意識は前から持っていたんです。
僕自身の新卒就活は失敗だと捉えてますし、また希望を持って社会に出たかけがえのない友人が、社会に出て「こんなはずじゃなかった」と後悔する姿を見て、胸がつぶれそうな気持ちになることもありました。
内定をゴールにするのではなく、最適な人生を描き、その環境を手にすること。
こういったことが当たり前の社会にならなければいけません。
STORYでは主に小中高生の「壁を超えられる力を手にする」教育に力を入れてきましたが、同時に「自分を知り社会を知り、最適な人生を描く」教育の必要性も感じてきました。
精一杯向き合ってきた生徒が大学生になってから、適切なキャリア選択をできていない姿を見ることもあり、その必要性を感じることは多くなりました。
STORYでの知見がSTORY  CAREERに活きるということは分かっていましたので、僕だからこそできる価値を提供していきたいと思い、STORY CAREERでの活動を決めました。
– なるほど。妻鹿さんがSTORY CAREERをやっている個人的な理由は他にありますか?
そうですね、世界一周をした経験は大きいと思います。
私は世界一周をして感じた世界の諸問題のほとんどは、一人一人の「人間」が変わらないと結局変わらないと実感したんです。
例えば、アフリカの貧困構造の課題の背景にいくつかあったのは、権力分散がされていないアフリカでトップが恣意的に権力を使えば、多くの国民や周辺国が犠牲になること。
また、ケニアの選挙で見た問題は、大統領候補が民衆に受けそうなことを言っていて、知識があり、ちゃんと考えることができればその大統領候補が言っているような政策はまず実現不可能なのですが、民衆の知識や思考力が低かったので、結局その大統領候補が当選して、選挙中に言っていたことを守らずに民衆が犠牲になったということがありました。こういったことも、民衆の知識・思考力が上がらないと結局は自己中心的な人物が大統領になるのだと感じました。
また、人生のほとんどが「働く時間」であることを考えると、『最適な人生を描き、その環境を手にすること』は人の幸福の大きな決め手になるということも学びました。
働くことにおいて重要な就活という機会に、何の支援もなく、嘘・偽りがはびこるままにして良いはずがありません。
目の前の1人のキャリア支援を行うことは、その人の人生の2/3の支援を行うことになり、大きな価値を持つものだと確信しています。
これ以上に個人としてやる理由はありません。
– ありがとうございます。では最後に、妻鹿さん個人としての今後成し遂げたいことを教えていただけますか?
短期的にはサービスを受けてくれている就活生が「これ以上ないほど納得した形」で就活を終えられていること。そして、10年・20年経っても、大変ながらもこれ以上ないやりがいを感じながら仕事をして、未来にワクワクできている状態を目指したいです。
さらにその先は、STORY  CAREERのサービスを受けていない就活生も、それこそ、大学生に限らず全てのこれから働く人が、上記のような状態になっていることを目指して活動していきたいですね。
最終的には、こういった形の教育が当たり前になり、最適な人生を描いた後の高校選択や大学選択が教育の中に組み込まれている状態を目指したいです。
– 妻鹿さん、本日はありがとうございました。
妻鹿さんとはよくお話させていただきますが、過去の話などをここまでしっかりと聞かせてもらったことがなかったので、興味深かったです!
今一緒に活動している妻鹿さんが、なぜそこまで熱い想いで日々の仕事に向かうことができているのかという部分も、過去の経験とそこから醸成された想いを聞いたことで、少し理解できた気がします。
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