【就活生へ】10社も20社も受ける意味なんてない。”本当に”やるべきことに集中しよう。

「人間は楽をしたい生き物なんだな」つくづくそう思います。(自分も含めて。)

『コスパ』を常に考えている。

1:外に出たくない。でも、映画見たいな。(Netflix/Amazon Prime Video/Hulu見よう。)
2:外に出たくない。でも、お腹すいたな。(デリバリーサービス使おう。)
3:お腹をへこましたい。でも、運動好きじゃないしな。(SIXPAD買おう。)
4:あの芸能人と話したいな。でも、そんなの無理か。(あ、IGTVで配信してる!見よう。)
5:あまり勉強せずに、単位欲しいな。(持ち込みありの先生の授業を履修しよう。)

そして、この人間の「楽をしたい欲求」が企業にとってはビジネスチャンス。

1〜4の(  )内には全て企業が絡んでいる。
5にも企業が絡む場合がある。講義ノートを学生から買い取り、それを売るビジネス。

Amazonのレコメンド機能により、読みたい本もすぐに発見することができる。
(サムネ画像にあるような、大量の本を一つ一つ見ることなんてしないですよね。)

世の中どんどん便利になってきている。

便利なものはどんどん利用していくべきだと思います。
無駄なことをどんどん削減していくことは大事です。
(平成が終わろうとしているこの時代に、川で洗濯をするのは非生産的ですよね。)

しかし、それはあくまでも『目的』をしっかり考えた上で行うべきことです。

例えば、
「お腹が空いた。でも、作るのがめんどくさい」からと言って、
毎日インスタント食品ばかり食べていると健康に良くない。

『生きる』という目的のために行なっている食事が、
『死』までの時間を短くしているかもしれない。

「”楽”ばかりを追い求めると、望んでいない現実を迎えるかもしれない」
これは肝に命じておくべきだと思います。

 


 

下にあるのは、最近ネット上で見た就活に関する謎の言葉です。

「絶対に内定が出る秘訣教えます!」(なんで内定が目的なんだよ。)
「1社から内定もらうには、20社ほど受けた方が良い」(もはや意味がわからない…)

ネット上は、こういったツッコミ所の多い、就活に関する言葉で溢れかえっています。

では、なぜこんな言葉で溢れかえっているのか?

結論から言うと、冒頭で述べた通り
「楽をしたい」という人間の欲求が背景にあるのではないかと思います。

要するに、「●●をすれば内定が出る」といった
”コスパの良いように思える”魔法や特効薬のようなものを求めている人が多いんだと思います。

そういう人が多いからこそ、
そこをビジネスチャンスだと捉えている人がおり、
上記のような言葉やコンテンツで溢れかえっているのだと思います。

ですが、これも冒頭の話と同じで、
「コスパばかり考えていたら、望んでいない現実になるぞ」という話です。

そうならないためには、『目的』を考えることが重要です。

 


 

では、就活の目的とは何でしょうか?

「内定を獲得すること」ではないです。
「”自分に合った”企業から内定を獲得すること」これが目的です。
(もちろん、その上には「自己実現」といった上位の目的がありますが。)

”自分に合うかどうか”を考える観点としては以下の2つがあります。

1:提供している価値(事業内容/Mission/Vision)
2:働く環境(人/社風)

前者は、『日々働く中で感じる感情』に関係し、
後者は、『顧客に価値を提供した際に感じるやりがい』に関係します。

次に考えるべきことは、
「どうすれば自分に合った企業から内定を獲得できるか?」という手段について、です。

 


 

まず、内定をもらうための条件について考えてみます。

詳細は企業によって大きく異なりますが、大きく以下の2点です。

(1)採用要件をクリアしているか
(2)志望度が高く、明確な志望理由を持っているか

(1)について
「能力面(頭脳や対人面におけるそれ)」
「物事に向かう上でのスタンス(熱量の高さや協働性etc)」
これらの基準をクリアしているかどうか、です。
つまり、「入社後活躍できる能力があるかどうか」ということです。

これは一次面接や二次面接等の序盤の面接で見られている点です。

(2)について 
志望理由というものは、キャリアの軸(*)と企業を繋ぎ合わせて、構成されるものです。

*STORY CAREERでは「WILL」「Being」に細分化しています。

・WILL:「●●に〜を提供したい」という実現したい提供価値
・Being:「●●な人間になりたい」という理想のあり方

そして、キャリアの軸は原動力である必要があります。
なぜなら、仕事(価値提供の実現)は努力を要するものだから、です。

つまり、志望理由を聞くことで、
「原動力とその強さ」「その原動力は入社以降発揮されるのか」を見ています。

これは役員面接や最終面接等の最終フェーズで見られている点になります。

 


 

では、次に「どうすれば上記の条件をクリアできるか?」について、です。

(1)採用要件をクリアしているか

学生時代に頑張ったことを整理し、端的に話せるような状態を作ります。

その際、「原動力(WILL/Being)」「改善性」「協働性」といった、
企業に入社してからも再現性のある要素を伝えることを意識します。

(2)志望度が高く、明確な志望理由を持っているか

前提として、「志望理由を捏造する」といったことはすべきではないです。
「志望動機が浮かばないなら、その企業とは合っていない」ということです。

まずは自己分析をします。
そして、キャリアの軸(WILLとBeing)を明確化します。

簡単なように聞こえるかもしれませんが、かなり時間がかかりますし、苦痛が伴います。

「過去を振り返らないといけないから、時間がかかる。」
「嫌な自分の側面にも目を向けないといけないから、心が疲れる。」

めんどくさいし、しんどいことなので、
皆さん粗末にしがちですが、ここが最も重要です。

なぜなら、自己理解を深まっていない状態だと、
そもそも合っている企業を探すことができない、また面接で通らない、からです。

つまり、就活において、「コスパの良い魔法/特効薬」なんてものはないのです。

正確には、

「自分と合った企業から内定を獲得する」という目的から考えると、
自己分析(WILL/Beingの明確化)に時間をかけることが最もコスパが良い方法である。

ということです。

次に、WILLとBeingが合致する企業を探します。

上述の通り、”自分に合うかどうか”を考える観点としては以下の2つがあります。

1:提供している価値(事業内容/Mission/Vision)
2:働く環境(人/社風)

WILLは前者、Beingは後者を決めるものとなります。

すると、そんなに多くの企業とは合致しないことに気づきます。
つまり、「20社ほど受けた方が良い」なんてことはないのです。

STORY CAREERの学生さんを見ていても、
WILL/Beingをベースに企業を見ている場合は、多くても5〜7社ほどで、内定を獲得しています。

 


 

数社に絞られる理由を、WILLとBeing観点でより詳しく説明します。

(1)WILL観点:WILLと提供価値(事業内容/Mission/Vision)が合致しているか

WILL観点で合致する企業とは、
簡単に言うと「やりたいことをやれる企業」と言えます。
「やりたいこと=事業内容や提供価値に関わるもの」だからです。

「知らないと、やりたいかどうかもわからない」
「就活生のうちに、色々な会社を見た方が良い」と仰る方もいます。

確かに「知らないと、やりたいかどうかもわからない」ということは事実です。

しかし、ここで重要なのは
ここで使われている『知る』という言葉の意味は『経験する』ということです。

企業の説明会やOBOG訪問をして、事業内容等について『知った』からといって、
それは『経験した』ことにはならず、本当にやりたいかどうかは分からないはずです。

サークルや学生団体の説明を受けて「これやってみたい!」と思っても、
実際にやり始めてみると「なんか違うな」となる人は多いと思います。

それと同じことです。

そのため、
これまでコミットしてきた活動を振り返り(自己分析をし)、
「こういう人たち/社会にこんな価値を提供するために、頑張ることができた」
というエピソードを整理し、そのWILLに合致した企業を選定すべきです。

つまり、自己分析をせずに、何社も受けることは非効率的と言えます。

※価値提供の経験をしている人は非常に少ないため、WILLはない人の方が多いです。
その場合は、(2)のBeing観点で企業を選定します。

(2)Being観点:Beingが働く環境(人/社風)と合致しているかどうか

Being観点で合致する企業とは、
簡単にいうと「その環境で働きたいと思える企業」と言えます。
「環境=自分自身の在り方(Being)を形成するもの」だからです。

こちらもWILL観点同様、
大量の企業にエントリーすることは非効率的と言えます。

なぜなら、同じような環境(人/社風)を持つ企業はほとんどないからです。

そのため、
これまでの経験から自分自身の理想像の整理を行い、
それを満たすための要素を抽出し、
それらを満たす環境を考えた上で企業を選定すべきです。

例えば、
「高い目標を持ち、そこに向かって全力で努力している状態」がBeingの場合、
・実現が難しいMission/Visionを掲げており、実現のために必要な手段を自分で考えられる環境
(年功序列といった目的的ではない制度や社風ではない環境)
・一緒に働く人たちも高い目標を持ち、そこに向かって努力している
といった要素が重要になると言えます。

会社のHP等ではこういった要素を記載している企業がほとんどですが、実際、こういった会社は非常に少ないです。
日本人のエンゲージメントスコアの低さが、その実態を如実に表しています。

 


 

WILLとBeingの掛け合わせで(WILLを持つ人は少ないので、多くの場合ばBeing観点で)
企業を見てみると、自分に合う企業が何十社もあるなんてことはあり得ない訳です。

大量の企業にエントリーすることは、確率論的に非効率的であると言えます。

また、自己分析に費やす時間が圧倒的に少なくなってしまうため、
目的である「”自分に合った企業”から内定を獲得する」ということから考えた際に、
妥当な手段とは言えないでしょう。

つまり、「自己分析なくして、理想のキャリアの実現はない」ということです。

『就活』という大きな人生の転機です。

1つの単位を取得することとは大きな違いです。

表面的な”コスパの良さそうな”小手先のノウハウに頼るのではなく、
就活の真の目的を再度考え、そのために必要なことにしっかりと時間を使って欲しいと思います。

 


 

STCAはWILLとBeingを軸にしたキャリア支援を行なっておりますので、
この記事の内容に共感してくださった方は、是非イベントにお越しください!

お会いできるのを楽しみにしております。

Fin…

 

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