【今回インタビューさせていただいた先輩】

兵庫県立大学19卒 山口玲偉さん (現 : 北の達人コーポレーション)

前回はサマーインターンには参加した方がいいのでしょうか?と言う学生さんの質問に答える記事を配信しました。(記事はこちらから)

その中でもサマーインターンに参加することで得られることをお話ししましたが、今回は実施に参加した先輩に、参加してみた経験談を語っていただきました。

 

Agenda

■サマーインターンに参加した理由
■参加したサマーインターン
■サマーインターンに参加して感じた、参加者の共通点。
■実際にインターンに参加して得られたもの。
■最後に

■サマーインターンに参加した理由

理由は3つありました。

①そもそも自分がやりたいことが漠然としか分からない。
②どんな会社があり、どんな社会人がいるか分からない。
③周りの学生と比べた時の自分の立ち位置が分からない。

つまり、とにかく「分からない」ことが多すぎました。笑

そしてこのような状態に危機感を持っていました。

自ら行動しないと不安は消えない、そして後悔につながると考えていたため、まずはサマーインターンに参加し、実際に体感する中で「分からない」を一つずつ解消しようと思い、参加しようと思いました。

余談ですが、周りの友人からは「そんなに早く始めて意味あるの?」「就活なんてまだ早いし、やらなくてもいいよ。」「意識高いね。」など様々言われました。

しかし自分の違和感をスルーせずに一人ででも就活を行ってよかったと思います。

なぜなら、就活は自分の人生を考えることができる機会であり、自分の人生は自分で決めるものなので周りは関係ないからです。また自分の人生を考える時期に早すぎることはなく、時間をかけることで最終的に納得できる就活が出来たからです。

 

話を戻します。

 

 

■参加したサマーインターン

北の達人コーポレーション/ネクストビート/SMS/ネオキャリア/朝日新聞など合計9社のインターンに参加しました。
ベンチャーを中心に、様々な業界の企業を見ていました。

 

 

■サマーインターンに参加して感じた、参加者の共通点

かなり多くのインターンに行っているうちにインターン参加者が持っている共通点に気づきました。

それは、何かが「分からない」から参加しているということです。

自分の立ち位置が「分からない」から挑戦したり、自分のやりたいことが「分からない」からそれを探したり、自分の強みが「分からない」から参加したり。

ほぼ全員が何かしら「分からない」状態でした。

インターンに参加していくうちに、ほぼ全員が同じように不安を抱えている状態で、かつ、周りの友達からも自分と同じようなことを言われているのだと知りました。

その結果、少し不安が解消され、参加している人たちを一緒に頑張っていこうと思える仲間だと思えるようになりました。

 

 

■実際にインターンに参加して得られたもの

結論から言うと、
①自分の「分からない」の解消
②自分に対する新しい気づき
です。

①自分の「分からない」の解消
各社のインターンは様々な特色があり、新規事業を立案したり、実際に働く人の元で仕事をしたり、自然の中で自分や他人の生き方を見つめなおすものだったり、本当に様々でした。

それらインターンを通して、その内容にかかわらず、自分は何をしたい人のか、何が得意で何が苦手なのか、この会社はどんな社風でどんな人がいるのか、などが見えてきて、自分の「分からない」は少しずつ解消されていきました。

 

②自分に対する新しい気づき
自分にとってサマーインターンは今まで感じることがなかった「気付き」を得る機会でもありました。

優秀な学生や社会人と関わることにより、自分が知らなかった知識や自分が見えていなかった自分に気付くことが出来ました。

この「気付き」は就活でよく耳にする自己分析に通ずるところがありました。

夏までは、自己分析は自分のことだから自分でやろうと考え、一人でやっていましたが、他人からみた自分も自己であり、分析する必要があると感じました。

他人から見た自分を知ることで知らなかった部分に気付けたり、自分が思っていた自分と違う部分があるのであれば伝え方を考えなければいけないと感じたりすることで本当の自分を知り、本当の自分の見せ方を考えることが出来ました。

 

 

■最後に

私にとってのサマーインターンは多くのことに気付き、学び、一緒に頑張れる仲間を作れる機会でした。もちろんすべてのインターンに大きな意味があったとは言えませんが、サマーインターンに参加することで自分が知らない部分を知ることが出来てよかったです。

もし、皆さんも就活に不安があるなら是非サマーインターンに参加してみてください。何もせずに後悔するということだけは避けましょう!

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