経団連(日本の上場企業の多くが所属する経済組織)が倫理憲章で決めている
「〇月から説明会OK、〇月から面接・内定だしOK」
という就活ルールが、2021年卒の就活から(以降21卒)、撤廃されるというニュースです。
これにより、100年近く続いてきた 「新卒一括採用」の歴史が大きく変わることになります。
一見、2020年卒(以降20卒)の皆さんには大きくは関係ないニュースのようですが、 決してそんなことはありません。
引用元
:東洋経済オンライン [9月の定例会見に臨む経団連の中西宏明会長。この席で「採用選考に関する指針」の廃止の意向を表明した (写真:共同通信)]①21卒での大手企業とのバッティング(衝突)を恐れるベンチャー企業が、
20卒採用に力をいれる。
②21卒がどうなるか不安定な大手企業が、20卒採用に力をいれる。
③21卒に向けて、
20卒から『本当に自社にあう人材とは?』を考えて選考が厳しくなる。
など、軽く考えても、プラスもマイナスもかなり出てきそうです。
ここで大事なのは、21卒に訪れる大きな変化の前に、
大手企業もベンチャー企業も、
今一度「新卒採用」というものを考え直す機会になる。
ということです。
正直企業の中には、今まで上手くいっているし、「例年の踏襲でいいや」としている企業が数多くありました。
だからこそ、企業は20卒採用から、採用をしっかりと考え、変化のチャレンジをしてくると思います。
つまり何が言いたいかというと、「ルールが抜本的に変わる」 ということです。
「自分がどうありたいのか」=Being
「どんなことを大切にしたいか」=価値観
人の意見や過去の踏襲にとらわれず、「自分」を深く知り、見つめなおすことで、この変化の時代を楽しみ、切り抜けていって欲しいと思います!