【20卒サービス利用者インタビュー第1弾】金裕奈さん（Supership株式会社20卒入社/慶應義塾大学卒）

2020年の4月からSupershipという会社で働いている金裕奈と言います。

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ビジネス職で採用され、現在は事業開発を担当しています。新しい広告サービスの開発・リリース準備を行なっています。

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大学は慶應義塾大学の総合政策学部に通っていました。

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色々なことを学ぶ学部だったのですが、教育経済学という学問について主に学んでいました。途中からファッションデザインも学んでいきました。

大学に入る前から「貧困という問題を解決したい」という想いがありました。

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「社会全体の貧困をなくすために教育からまずは変えていこう」という考え方があります。私も同じことを考え、教育経済学を学びたいと思いました。

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ファッションに関しては、大量生産・大量消費という社会の中で、服の生産者が搾取されている、低賃金長時間労働を強いられているという事実を知ったことがキッカケです。

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「テクノロジーの力を使えばそういった問題を解決できるのではないか」と思い、ファッションデザインについて学び始めました。

今思うとそうですね（笑）

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それ以外にもアカペラサークルにも所属していて、バンドのリードボーカルを担当していました。

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この活動は2年生の頃までかなり力を入れていて、3年生以降もちょこちょこライブには出せてもらっていました。

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あとは趣味でアコースティックギターもやっていました。

ほんとですか（笑）ありがとうございます！

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始めたきっかけはアカペラのコンテストで落ちたことなんですよ。

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自分よりも上手じゃないって思っていた人が受かって、もちろん自分の力不足もあったんですが。

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すっごい悔しくて。

実力不足を認識して、「とにかく回数をこなそう」ということでインスタで投稿を始めました。

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その時はサークルの人にもバレたくなく、名前も顔も出さずに細々とやっていました（笑）

3年生の2月です。結構遅かったと思います。

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もともと留学をしたかったんですが、1月の後半頃に落ちてしまって。

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そこから焦って就活を始めました。

とりあえず、就活をサポートしてくれる人を探そうと思って、OBOGや社会人の方とお会いすることができるサービスを使いました。

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「自己分析をしなきゃ」と思っていたので自己分析をサポートしてくれる人を探していて、たまたまたがんじさんを見つけてお願いをしました。

量もすごく多かったですし、過去の封印していた自分をこじ開けていくのは精神的に辛かったです。

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やらないといけないことは分かっていたんですが、おそらく最初の2週間くらいはサボっていたと思います（笑）

はい（笑）

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もう連絡もしづらくなっていて。「もう見放されただろうな」と思っていました（笑）

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そんなタイミングでがんじさんから「大丈夫そう？」って連絡をもらったので、嬉しかったです。

でも、結果的にやって本当に良かったと思います。

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一貫して自分が大切にしている価値観に気づけたのがとても良かったです。

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「小学生、中学生の頃にこういうことを経験して、こういう価値観があるんだ」って。

封印していた過去を見ることで、自分の至らない点に気づくことができました。

自己分析をしている時期にファッションデザインのグループワークを進めていたんですが、なかなか進まなくて。

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そのことに対して「あの人の熱量が足りないからだ」って、そういう捉え方をしていました。

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そうやって、何かが上手くいかないことに対して、人のせいにしたり、言い訳とか嘘とか、自分が「やっちゃいけない」って思っていたことをやっていることに気づくことが出来ました。

Willは「世の中で負を抱えている人に価値を提供したい（社会問題を解決したい）」「身の回りの人をサポートして笑顔にしたい」といったものです。

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Beingは「新しいことに挑戦する中で成長したい」「自己肯定感高く生きていきたい」というものです。

自己分析する前は、大きめの有名企業にエントリーをしていました。

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軸が定まってからは、ベンチャーっぽさ、挑戦できるような環境がある企業を見ていました。

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あとは、「世の中に対してこういう価値を提供したい」という拘りが強い企業ですね。

「思っていたこととは違う」といったことはなく、働きやすい環境だと思います。

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予想以上だったことで言うと、新しいことに挑戦した時に周りの人たちが思っていた以上に応援してくれることです。

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あとは、リモートだからかもしれませんが、少し不安に思っていることがあると、先輩が優しく声をかけてくれたりして。

役員の方々との距離感もとても近くて。日報にも丁寧にコメントしてくれます。

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あと、部署内で今期の振り返りを行なった際に、「自分の意見を言えないことがあった」と言ったんですね。

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私は自分のせいだと思っていたんですけど、役員の方が「そういう雰囲気（意見を言いやすい雰囲気）を作ることが出来ていないのは周りのせいでもあるよね」っていう風に言ってて。

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「すごいなぁ」って思いました（笑）

フォローとかもすごく丁寧に行なってくれます。

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ただ、フィードバックはずばずば率直に言ってくれます。

決して緩くはないんです。

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有給休暇も比較的自由に取れますし、新卒1年目からフレックスを利用できたり、すごく自由度は高いです。

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ただ、入社の時に人事の方から「自由がある分、行動にはしっかりと責任を持つように」と言われて。

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「責任を持つ」というのは「結果を出す」ということです。

そうですね。

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むしろ「型にはめられる」方がストレスになるので、今の環境はとても働きやすいです。

自己分析をしっかり行なったことに加えて、実はどんどんアップデートしていて。

自分の軸がどんどん明確になって、そのおかげで精神的にブレなくなりました。

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「どこに向かって進むべきなのか？」ということが明確になり、変な迷いがなくなりました。

自己分析に終わりはないですもんね。

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あとは、他人と比べたり、他人の評価を気にしたりすることがなくなりました。

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「自分がこうしたい！」という方向に意識が向くようになりました。

最近すごく思うことが、物事には良い面も悪い面もあるということで、これって全員に当てはまることだと思うんですね。

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就活って会社の価値観とか基準に合わなかったり、落ちると、すごく自分を否定された気持ちになると思うんですけど、それって良い面が消えている訳じゃないし、それを見てくれる会社って絶対にどこかにあると思うんで、自信をなくさないで欲しいと思います。

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あとは、自分に合う会社に出会えるまで探し続けた方が良いと思います。

私は結果的に人材紹介の方に企業の選別をしてもらって、それが効果的だったんですけど。

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自分の価値観を自分で自覚した上で、その軸に合った企業を紹介してもらいました。

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場当たり的に探すよりはそっちの方が良かったなぁと思います。

そうですね。それは間違いないです。

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STORY CAREERさん以外の人材紹介も使っていて、そこからSupershipを紹介してもらったんですが、自己分析のための面談は30分くらいして、あとは企業の紹介でした。

それ以外だと、「大企業」と「ベンチャー」で分けて考えて、「ベンチャーは不安」と思うことはしない方が良いかなぁと思います。

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私は最初そう思っていたんですが、紹介されるベンチャー企業について調べていくと、今にも潰れそうな不安定な企業ではないですし、実際にベンチャーに入ってみて「ちゃんと組織として成り立っているんだ」って思います。

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もちろん、今すごく努力されている方や、ここまでの基盤を作ってくれた人のおかげで安心して働けているんだとは思います。

そう思います。ベンチャーの中でも、自分には合わないなと思う企業はあったので。

本当ですか？

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少しでも力になれていれば嬉しいです。