今回ご紹介する内定者はSTORY CAREER、及び関連会社である教育ベンチャーOnlyでインターンをしている樋岡亨汰(ひおかこうた)です。

樋岡の就活の軸は以下になります。

就活の軸
1:組織の規模が150名以下

2:能力ではなくポテンシャルを重視する

3:愚直に努力していれば、手を差し伸べてくれる人がいる

 

樋岡、今日はよろしく!まずは簡単に自己紹介からお願い。

同志社大学文化情報学部4回生の樋岡亨汰(ひおかこうた)と申します。

学生時代やっていたこととしては、大学2回生の11月からOnlyという教育ベンチャーで長期インターンをしています。

2回生の夏までって何してたっけ?

2回の夏までは特に何もしてなくて。

バイトとサークルをやっていたという感じです。

そうやったね。

「何もしていなくてやばい」みたいな感じで、長期インターンを志望していたのを思い出した!
 
簡単にOnlyはどういうことをやっている会社なのかを説明して欲しい!

どういうことをやっている会社かって言うと「誰もが生き生きと生きることができる社会を作る」っていうミッションを掲げていて。
 
このミッションを達成するために個別指導塾を運営している会社です。
 
現在の教育には「2つの課題」があると僕たちは考えていて。

その課題っていうのは、
 
1:教育機関で社会で必要な力をつけることができていないということ
2:キャリアについて考えたり、意思決定をする機会がないということ
 
この2つで、これらを解決する個別指導塾を運営している会社です。

樋岡はどんなことをしていたんかな?

就活をしている際には、主に生徒指導指導を中心に行っていました。

現在は生徒指導に加えて、組織運営にも携わっていて。

採用の責任者であったりとか、組織の意思決定に関わるような仕事を中心に行っています。

ありがとう!

次は就活の軸に関することについて聞きたいと思います。

まず最初にどういった軸を設定していたか教えて欲しい。

僕は大きなキャリアの軸として『自分のBeing(在りたい姿)を体現するということに一番重きを置いていました。
 
そこから「じゃあ、そのBeing達成するためにはどういう環境である必要があるのか」ということについて考え、3つの就活の軸を設定していました。

当時設定していたBeingというのはどういうものだったんかな?

「高い目標に向けて努力し続けることができていて、その中で成果を出せる人間になりたい」というものでした。
 
『成果』は『自分の組織に対して価値を届けること』と定義していました。

それをベースにして3つの就活の軸を設定していたと。
 
それぞれどういったものなんかな?

1つ目は「組織の規模が150名以下」であることです。
 
2つ目は「能力ではなくポテンシャルを重視する」環境であること。

3つ目は「愚直に努力していれば、手を差し伸べてくれる人がいる」環境であること。

1つ目について質問なんやけど、なんで150名以下に限定していたのかな?

Beingを達成するために成長していきたいなって思っていて。
 
そこから『成果に対してのこのこだわりの強さ』や『成果を生み出すために成長し続ける姿勢』であったり、そういうものを大切にしたいと思っていて、一緒に働く人もそういう人であって欲しいと思っています。

組織の人数が多くなればなるほど、こういった価値観は薄まっていくと考えていたので
「150名以下」と数で絞ったという形になります。

なるほど。

2つ目と3つ目は自分のBeingとどのように繋がっているんかな?

この2つはどちらも高校のサッカーの経験と長期インターンの経験が関係しています。
 
サッカーは高校の時の話になるんですけど、僕自身全く上手くなかったんですね。
 
中学の頃は泣きながら自主練とかしていたんですけど、全然上手くならなくて。

「努力に意味はないのかな」と思いそうになったこともありました。
 
ただ、高校時代に「それでもレギュラーになりたい」って思いでずっと練習をし続けていたことによって、結果としてレギュラーにもなれて、キャプテンにもなれたということがありました。

何でできたかって考えた時に、監督が能力だけでなく練習への取り組み方であったり、練習後の自主練習をしている点に対しても、すごい評価をしてくれたと思っていて。
 
そこで評価をしてくれたからこそ、試合に出れて、試合の中で経験を積み重ねることによってより成長できたって思っています。

その時点での能力ではなく、ポテンシャルやそれを感じさせる姿勢を見てくれていたからこそ、成長する機会を得られたと。

そうですね。
最初の段階で能力だけで評価されてしまうと、自分の良さを発揮できず、成長していくのも難しいのかなぁと思っています。

3点目についても同様ですね。

姿勢やポテンシャルを認めてくれ、手を差し伸べてくれる人がいたからこそ、自分自身成長できたと思っています。

なるほどね。
 
確かに、Onlyでもそういった成長の仕方をしていたね。

そうですね。入社前から自分に合っていると感じました。

採用の面接や面談で当時は伊達さん(現アトラエ)や愛田さん(現STORY)と話したんですが、自分の能力ではなくて「自分自身がこれまでどういう風に物事に取り組んできたか」っていう『スタンス』の部分や『人間性』の部分を見てくれたんですね。
 
また「ここはしんどい環境ではあるけれども、努力し続ければちゃんと成長できるよ」っていう風に期待をかけて下さったこともあって。
 
入社する前に色々他のインターン先も見ていたんですけれど、最終的にはOnlyにしました。

実際に入社してからも、自分はなかなか成果が出せない状況だったんですけど、成果を出すための努力をしている中で、周りの方が本当に親身になってアドバイスをして頂いて。
 
そのおかげで今の自分があるいう風にも思っているので、ファーストキャリアにおいてもそういった環境に身を置きたいと思っていました。

原体験はサッカーの経験で、Onlyの経験でそういった軸が更に強化されていたみたいな感じか。

原体験
原動力が芽生えるキッカケとなったエピソード

そうですね。

ちなみに、Onlyではどういった成果を出したんかな?

3ヶ月間で最も生徒に高い価値を届けた人に贈られる『グッドプラクティス賞』を2回受賞したり、リーダー層以外のインターン生の中で最も貢献した人に贈られる『優秀プレイヤー賞』を受賞しました。

入社当初からしたらめちゃくちゃ成長したんやね。

簡単にで大丈夫なので、内定先のイルグルムについて紹介して欲しい!

「IMPACT ON THE WORLD」というミッションを掲げていて、テクノロジーを通じて社会に対してインパクトを与えていこうと考えている会社です。
 
そのために、広告の効果測定ツール『アドエビス』というようなサービスを提供しています。

ありがとう!
 
具体的にさっき言ってた軸とどう繋がっているんかな?

前提の部分を話すと、まずイルグルムのミッションと自分のBeingが重なっています。

樋岡のBeing
「高い目標に向けて努力し続けることができていて、その中で成果を出せる人間になりたい」

※成果=自分の組織に対して価値を届けること

社会そのものを1つのチームと捉えた時に、イルグルムっていう会社はチームを構成するメンバーと捉えられたと思うんですね。
 
イルグルムは「社会に対してプラスの影響を与えてく」というミッションを掲げているので、自分のBeingと一致していると感じました。
 
その上で、Beingから下ろした3つの軸とも一致していると感じました。

樋岡の3つの軸
1:組織の規模が150名以下

2:能力ではなくポテンシャルを重視する

3:愚直に努力していれば、手を差し伸べてくれる人がいる

1つ目に関しては、社員数が150名以下であることに加え、社員さんに話を伺う中で皆さん「しんどい環境」っていう風には仰っていて。

それは各々が目標であったり成果っていうところに対してこだわりを持ってるからこそなんですね。

これはまさに自分が身を置きたい環境であると思いました。

2つ目の「能力ではなくポテンシャルを重視する」という点に関しては、「どういう風に成果を出したのか」という話を聞いてマッチしていると判断しました。
 
初めはどの方もスタープレイヤーではなくて出来ない状況だったけれども、そこから結果を出しているっていう方が多かったですね、
 
また、面談の中でも自分自身のことを能力ではなくて『人間性』『価値観』『スタンス』っていうところを評価して頂いて。

3点目も同様に社員さんのお話から判断しました。
 
「どういう風に頑張ったんですか」という話を聞いてみると、どの方も、自分が頑張ったことはもちろんのこと、周りで助けてくれる仲間であったりとか先輩が居たっていう話をされていて。

なるほど、なるほど。

2つ目と3つ目に関しては、会社や社員の価値観といった結構見えづらい部分やと思うけど、逆質問の中でしっかりと確認していた感じやね。

そうですね。必ず誰に対しても同じ質問をしていて。
 
「これまでで1番しんどかった経験」「それをどういう風に乗り越えたか」っていうことを聞くようにしていました。

あと惹かれた点がもう1つあって。
 
サービスそのものに価値を感じていたということがあります。

アドエビスというサービスは、成果に直結する部分、例えば「購入ボタンを押した人はどの広告から流入してきたのか」という部分だけでなく、その人がそれ以前に見ていた別の広告、つまり「サービスの”認知”をどこでしたのか」というプロセスまでも見える化できるんですね。
 
そこが自分自身の価値観ともすごく合致していると感じました。

あー、なるほど。

サッカーやOnlyでの経験と繋がっているんか。

そうですね。

僕自身サッカーやOnlyでも直接成果に貢献できない時期もあったんですが、間接的に貢献していることや、その行動が今後の成果に繋がる点を認めてもらったりして。

そういった経験があり、すごく共感しました。

ありがとう!

最後に就活生に何かメッセージをもらえれば。

僕自身、就活の8割の時間は自己分析に時間を費やしましたし、だからこそ、納得のいく企業に出会えたと思います。

自己分析を徹底的に行うメリットとして、落ちた企業について「何が自分に合っていなかったのか」を理解できるということもあります。

実体験からも、落ちてしまった時にも理由がわかることで、自分自身を否定されたという感覚を持たずに、「この部分がマッチしていなかったから仕方ない」「自己理解が深まった」と前向きに捉えることもできました。

自分と向き合い続けることにしんどさを感じることもあるかもしれませんが、今後数十年の幸せを掴むためにも妥協せず自己分析に取り組んでほしいなと思います!

 

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