はじめまして、山口玲偉です!
 
今日は19卒として就活を終えた僕が就活中に自分自身を振り返り、自覚したWillとBeingの紹介をしたいと思います。
 
この記事を読んで、みなさんが自分自身のWill/Beingを整理する参考にしていただければ幸いです!
 
そもそも、WillとBeingとは・・・
 
○Will
→「~(他者・組織・社会)に~したい」という意思
※自分以外への価値提供の形への願望・望み
 
○Being
→「自分の望むありたい・なりたい姿」
WillとBeingは就活では武器になり、人生においては自分の動力源となるものです。
 
Beingは過去の経験から醸成され、Willは他者、組織、社会から影響を受けたり、逆に影響を与えたりするプラスの経験から醸成されます。
Beingははっきり分かりますが、Willは見つけにくいもので僕自身も現在醸成途中です。そのため、まずはしっかりとBeingを見つけることが重要ですね。
 
 
WillとBeingの説明はここまでにして、ここからは
”僕にとって大切なWillとBeing。”
 
その醸成経験と発動機会の紹介を紹介します!
 

WillとBeingについて

まず、僕のWillとBeingは以下のものです。
○Will・・・周りの人が幸せに生きれる環境を作りたい。
そのために、夢を抱き、実現できる世界を作りたい。
 
○Being・・・「カッコよく生きたい」
つまり、目標に対してストイックに努力し実現していきたい+なりたくない自分にはならない
 
これが僕のWillとBeingで、大切な価値観です。
 
以下では、それぞれが醸成された背景と、発動された経験(エビデンス)について紹介します!
 
実際の面接では、Will/Being伝える際に、「なぜなのか?」という深掘りをされるため、この醸成経験と発動経験もしっかり整理して話せるようになっておくと良いと思います!
 
 
 

Beingの醸成経験と発動体験について

・醸成経験①「母親のキャリアチェンジ」
僕の家は母と弟と僕の母子家庭ですが、母が30歳(僕は当時10才)の時に働いていた会社を辞め、看護師になると決め、学校に通いたいと僕たちに話してきました。
 
会社を辞めて夢を目指すことを引き換えに、生活は不自由させない・看護学校での成績は常に5番以内をとると僕と弟に誓い、ストイックに努力し結果を残し、母は看護師になりました。
 

厳しい環境ながらも夢を叶える姿や過程を見てこんな大人になりたいと考えるようになりました。

 
・醸成経験②「母子家庭であることに対する負の感情」
家の外では小学生の頃、友達に「母子家庭だから・・・お父さんいないから(あいつらはなにもできないんだ…)」と言われたり、思われたりするのがつらく、悔しく、嫌なことだったので勉強も運動もトップになってみんなを認めさせてやろうという感情を抱きました。
 
また、母子家庭にしてしまったことに無意識的に責任を感じていた母が僕と弟の生活水準を一般家庭並(もしくはそれ以上だと感じていました。)に保つために無理をし、我慢をしているように感じました。
 
母は今でも「そんなことはないよ」と言っていますが、当時の僕は見ていて悲しくなりました。
 
その時に大切な人を守れない自分が悔しくて、そんな自分が嫌でなりたくない自分でいることはもうやめようと考えるようになりました。
 
この2つが僕のBeingの醸成経験です。母からの影響や家庭環境に対する感情が僕のBeingを醸成していますね。
 
 
・発動経験「厳しい環境への挑戦」
強いバスケ部へ入部したことや文理選択での理系進学が僕にとってBeingが発動される機会でした。
 
中学のときは全員が初心者の部活でチーム内ではエースのポジションにいました。ただチームが弱かった(笑)だけなので引退したときは高校では強いバスケ部に入りたいとは思っていませんでした。
 
さらに、僕は部活引退後に駅伝部に所属していて、駅伝のほうが結果も残ったので高校では陸上をやることも考えていました。
 
高校に入学してから部活を選ぶときに弱い陸上部と強いバスケ部が選択肢にあったので悩みましたが、自分が出来てしまうことよりも出来ていないことで挑戦してできるようになりたいと思い、バスケ部に入ることを決めています。
 
その方が「自分に負けないしカッコいい」と思っていたからです。
 
結果として、入部時は下から数えた方が早いくらい下手な自分が、夏のインターハイでは試合に出場し、優勝最有力候補のチームを倒すような結果が得られました。
 
そして、高校でも駅伝はやってみたかったので高校で長距離が1番早くなるほど走り込み、陸上部に混ざって駅伝の大会にも出場しています。
 
 
文理選択では文系科目のほうが興味もあり、成績もよかったのですが、理系科目が苦手なまま大人になるのは逃げだと感じダサいと思ったので理系に進んでいます。
 
今では大学で研究がしっかりできる程度には理系科目も出来ると思います。
 
もちろん高校在学中は勉強も部活も思うように結果が出ないときにすべてやめて逃げてしまいたいと考えたときがありました。
 
そんな時にBeingが発動し、周りの人間が頑張っているときに自分だけ逃げていいのかと自問し、頑張れない人間にはなりたくないと思えたことでこの結果が得られたと思います。
 
 
ここまでが僕のbeingの発動経験です。次は同じようにwillに関してもお話しますね!
 
 
 
 

Willの醸成経験と発動体験について

 
・醸成経験「やりたいことが見つからない迷走期から夢を持つ人たちとの出会い」
部活引退後に本気で頑張ろうと思うことが見つからず、なりたい理想像はあるのに何をしたらいいかも分からない。
 
だから理想像には近づけない。
 
やりたいことはたくさんあるけどお金がかかるということや自分の力では出来ないという現実に直面する。
 
やりたいことは出来ない上に定期テストや受験のような壁は迫ってくるので頑張ろうとする。
ただ、なんとなく100%ではない気がしてモヤモヤする。
 
パイロットになりたくて防衛大に合格するも身体検査でパイロットになれない身体だと分かり、他に行きたい大学も見つからず浪人を経験しました。
 
 
その後は頑張る理由も見つからず大学1年生の後期くらいまで迷走していた時期がありました。
 
自分が迷走しているときでも、周りの人は目標を達成するために努力していたのでその姿を見て、自分が惨めだと感じていました。
 
そんな時、海外に行って夢や目標のある人たちの話をたくさん聞きました。
 
10才にも満たない子や、貧しくて苦しい人たちは自分の環境に文句も言わず、それぞれの夢を叶えるために全力で生きていました。
 
そして、その姿がとても幸せそうに見えたのです。
 
その時に周りの人を見たり、自分の過去を振り返るとイキイキしている人は夢を持ち、実現させようと努力し、何がやりたいのか分からずに迷走する人たちは苦しそうに見えました。
 
 
両者は本当に対照的だったので、幸せに生きるためには夢を持ち、それを叶えるために頑張る必要があると感じました。
 
自分が迷走していた時期から夢を追う充実した生活に変化した時の幸福度の違いを知っているからこそ昔の自分のような人間が少しでも変われて幸せになったらいいなという考えから僕のWillは醸成されています。
 
 
・発動経験「子供たち1人1人が自分自身の物語を描くというmissionを掲げる企業にjoin」
子供たちが自分らしい物語を描き、その物語が実現するよう壁を乗り越えて歩んでいけるような教育サービスを提供するために、子供達と社会の間にある壁と溝を埋めることを目標に自分の100%の力を出し続け、自分の100%の最大値を上げている段階です。
 
正直、組織も個人もまだまだ理想状態からは遠いですが、自分のWillが発動することにより、壁があっても前に推進できています。
 
子供たちのなかには、自己肯定感や自分を信じる力が欠落していたり、将来に対して期待や希望を持てていなかったりする生徒がいます。
 
また、適切な環境選択が出来ないことで自分のキャリアにミスマッチを感じる子供もいます。
 
これは子供だけでなく大人にも言えることですが、そんな世界を僕は変えたいと考えています。
 
だからこそ、自分のWillとビジョンのマッチする企業で日々成長を求めて邁進しています。
 
 
このようにWillが見つかるとどんな環境にjoinすべきかが見えてきます。
 
ただし、Willは見つかりにくいものなのでまずはBeingを見つけることが大事で優先すべきことだと思います。Willはそのあとに見つかるものかもしれませんね。
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