今回はSTORY CAREER(以下、STCA)を利用し、未知株式会社から内定を獲得した山下芽唯さんのインタビュー記事です。
軸があまり定まっていない状態で就職活動を進めてしまった結果、21卒での就職を諦め、既卒として22卒で入社することを念頭に置いていたという山下さん。
サービスを利用し始めて4ヶ月間、自分と向き合い続け自己分析を行った結果、第一志望の会社から内定をもらうことが出来たものの、それまでの道のりは順調なものではなかったそうです。
インタビューの最後には、そのような経験をした山下さんだからこそ伝えられるメッセージを頂きました。
是非、参考にしてみてください。
山下さん、本日はよろしくお願いします!
よろしくお願いします!
就活はいつ頃から始めていましたか?
就活を始めたのは、3年生の冬くらいですね。
1月だったと思います。
具体的にどういったことから始めましたか?
とにかくいろいろな企業を見ることをしていました(笑)
説明会受けて、ちょっと良いなと思えばすぐにエントリーしてみたいな感じ。
「とにかく数を受ける」といったことをしていました。
最初はそうなりがちですよね。
STCAを利用し始めたのはいつくらいでしたか?
4年生の10月くらいですね。
最初は、渡邉さん(STCAのキャリアアドバイザー)に面談をしてもらいました。
どういった動機から面談を受けられたんですか?
大学4年生の10月に面談をしてもらっていることからも分かると思うんですが、就活が全然上手くいってなかったんですよ。
それまで就活で楽しいと一度も思ったことはなかったし「つらいなぁ」と思っていた時期もあったんですが、とにかく足は止めたくなくて、社会人の方の考えを知るために面談を受けました。
そのような状況からSTCAのサービスを利用してみて、ぶっちゃけどうでしたか?
思考の整理がかなりできたなぁと思っています。
めちゃくちゃ色んな企業を受けていたので、今じゃ考えられないですけど、企業によって軸を寄せて作っていたんですね。
志望理由とかもかなり作り込んでいて。
なので、自分がどういう人間がよく分からなくなっていたんですね。
そんな中でSTCAの自己分析シート(SWシート)を作成していって、徐々に「自分ってどういう人間なのか」「自分が大切にしたい価値観は何なのか」といったことが明確になりました。
これまでの経験を丁寧に棚卸ししたことで、これまで分かったつもりでいたことを、改めて整理して、自己理解を深めることが出来ました。
本当の意味で「自己理解が出来た」と感じています。
自身のビジョンである「生きづらさを抱えている人の生き甲斐を作る」と企業理念が一致していること。
2:成長環境であること
年次に関係なく挑戦ができ、社内でのコミュニケーションを大切にしていること。
3:働く人
理念に対する強い想いがあり、お互いを高め合える人であること。
僕自身も利用していたので、結構SWシートの記入って難しいなぁと感じたんですが、難しいと感じたことってありましたか?
STCAのシートには、軸を整理するフレームワークみたいなものが含まれていると思うんですけど、「どの経験や、どの感情が、どこに当てはまるのか」といったことを考えるのが難しかったです。
日常的に内省をするタイプだったので、自分の価値観などはある程度理解していたんですが、頭の中で散らばっていて。
それをまとめていくのが難しくて、めちゃくちゃ考えましたね。
整理したことでどういった変化がありましたか?
めちゃくちゃ自己理解が深まったことで、面接で予想していなかった質問をされた際にも、「今聞かれていることってこれだな」と考えて、整理していたものをアウトプット出来るようになりました。
イメージですけど、引き出しをきちんと用意して、その中に適切なモノを閉まっておくことが出来て、すぐに引き出すことが出来た、みたいな感じですね。
企業に合わせていた状態から、質問の意図を踏まえて、自分の適切なエピソードをアウトプットできるようになったのはすごい変化ですね。
そうですね。
自分の経験や価値観をすごく客観的に見ることが出来たので、面接でもすごく話しやすかったですね。
その他、何かサービスを利用していて感じたことってありましたか?
その他で言うと、私は実はSTCAに出会う前に様々なエージェントを利用してました。
その中でも1番信頼できたし、出会えて良かったと思えたのは私という個人に時間をかけて向き合ってくれたからだと思います。
他のエージェントの方に対しては「エージェントさん」って呼んでたので、やり取りの中で名前で呼んでたのは渡邉さんだけでした。
エージェントさんって意識はなかったです。
関係性もすごくフラットだったので、自分が質問したい時に気軽に質問することができました。
私の中ではエージェントって自分の条件に合う企業をたくさん紹介してもらって、それをただ受けていくっていう認識だったし、実際それが多かったんですね。
ただ、STCAは自己分析を丁寧に行って、就活生自身が自分の軸を自覚した上で、その子に合う企業だけを紹介するというスタイルで。
実際、私が紹介してもらったのも内定先の『未知』だけでした。
単に『企業を紹介する』ことだけではなくて、一人一人に向き合ってくれて、自己分析もかなり丁寧にしてもらったと思っています。
ありがとうございます!
自分は就活生の頃はSTCAしか利用していなかったので、実際に他と比較した上でそう言って頂けてすごく嬉しいです。
では、最後に就活生に何かメッセージを頂ければと思います!
そうですね…。
自分と同じように就活が上手くいっていない人に対して、あんまり「頑張れ」って言いたくないんですよね。
というのも、落とされた時ってすごく辛かったんですよ。特に、自分が好きな企業とかだと。
就活へのメッセージとしてこんなこと言うのも変ですけど、仕事をするだけが幸せではないと思うんですよね。
なので、仕事とか就活とかの前に、「自分の幸せって何なのだろう?」と考えて欲しいなぁと思います。
やっぱり自分の人生だから。
昔の自分みたいに、就活のため、内定をもらうために、企業に合わせるとかではなくて。
自分の思う幸せを掴んで欲しいなぁと思います。
仕事は幸せの形の一つでしかないと思うんで、就活で上手くいかなくても、自分を責めずに。
そういう思いです。
すいません、なんだかまとまっていなくて!
いえいえ、本当にその通りだなぁと思います。
「自分の幸せとは何か?」と考えた上で、それが仕事と重なるようであれば、就活を本気で頑張ればいいですし、そうでなければ、仕事に重きを置かない生き方もありだなぁと、個人的にも思います。
それに、そのように考えることが、そもそも就活で上手くいく第一歩だったりもすると思っています。
確かに、そうですね。
あ、あと、就活をして、自分を嫌いになったら元も子もないと思うんですよ。
なので、就活を頑張るのと同じくらい、休息を取ることも大事だなぁと思うので、そういうことも意識して欲しいな、と思いました!
山下さんのこれまでの経験や就活の軸、内定先について詳しく知りたい方は、以下の山下さんの「内定者インタビュー」の記事をご覧下さい。