ベンチャー系企業において、本選考の本格スタートが迫ってきましたね。
そこで本日は、「成果の定義の仕方」について、記事を書かせて頂きます。
「成長成果シート」を記載している学生さんや、「学生時代頑張ったこと」を話している学生さんから、
「成果を出した経験が無いのですが、どうしたら良いですか?」
「まだ成果が出ていないのですが、この話でいいんですかね?」
「本当に【何の成果】も出ていないのですか?めちゃくちゃ頑張ったのに【何の変化】もないですか?」
どういうことかというと、自責性が強く、自分に課す目標が高ければ高い人ほど、
「自分なんてまだまだだ。何も出来ていない」と、思いがちです。
それ自体は、決して悪いことではないのですが、一方で、「自分の成果をしっかりと振り返り、成果を実感すること」もまた、非常に大切なのです。
特に面接ではそれが話せないと、その環境で何もできていないのか、とマイナスに評価されてしまいます。(結局それは、「うちの会社にきても成果を出せないのではないか」という疑問に繋がるためです。)
では、どうすれば成果をしっかり認識し、定義できるようになるのでしょうか?
STORY CAREERでは、以下の3つのフローをおススメします。
①:定量的(数値で変化感を定義できるデジタル)な変化が無かったか振り返る
②:①があった場合でも、無かった場合でも、定性的(数値では定義できないアナログ)な変化(*)が無かったか冷静に振り返る
*雰囲気の変化、風土の変化、行動の変化、関係性の変化など
③その頑張りを見ていた身近な人に聞いてフィードバックをもらう
この流れを、<①→②→③→①→②>と繰り返し、定量・定性の両面から、自分の頑張りにおける成果を定義をしにいくと、自分が見えていなかった意外な成果が見えてきたり、自分が捉えていた成果に対する認識が深まっていくと思います。
イメージしやすいように具体を示しておくと、定量的・定性的な変化は、それぞれ以下のような例になるかと思います。
・バイトで同じ作業を1時間→15分でできるように改善し、作業効率を4倍にした。
・部活での関西でのチーム順位が、自分がキャプテンとして主導するようになってから、12位→4位にあげることができた。
・所属するインターン先のメンバー間の雰囲気がギスギスしたものであったが、
接点を創出しお互いの親密さが上がり、皆が仕事をしやすい環境になった(結果的に〇〇という成果に繋がった。まであるとよりgood)。
・部活内での雰囲気が緩んでいたが、自分が行動で見せる、提案することによって、雰囲気を引き締め、結果的に練習頻度を週間で1.5倍にすることができた
※このように定性的な変化→定量的な結果に繋がるパターンもあります。
繰り返しになりますが、自分に課す基準値や目標が高い人ほど、自分の成果を認知するのが弱かったりします。
でも、1つの事柄に懸命に頑張っている人には「必ず成果は現れています」。
その成果をしっかり言語化することを、しっかりと実行していきましょう。
そして、もし上記のフローを踏んでもどうしても成果が見つからない人は、一度、就活を止めてでも、自分自身が納得いく成果を作り出すことが、結局は、キャリアを築いていく上では大切になると思います。
STCAでは「成長成果シート」と呼ばれるガクチカを整理するシートを作成しており、無料で配布しておりますので、サービスを利用していない方でご興味のある方は、以下の画像をクリックしお申し込み頂ければと思います。