業界・仕事についての新しい捉え方  -業界地図と働く人の『特性』について-

最近、社会全体として「どういう業界があるのか」「どんな仕事内容があるのか」「その業界で働く人はどんな人が多いのか」という質問をよく受けるようになってきたので、基本、学生皆さん個人で調べて欲しい所ではありますが、「働く人の特性」という部分では中々わかりにくい部分もあるかと思いますので、大まかにご説明させて頂こうと思います。
まず、業界地図、業界特性、ですが、下記サイトが上手くまとめていて、読みやすかったので、ご参考にしてください。
もっと詳しく知りたい方(各企業の売上高や社員数など)は、
などを購入されると良いと思います。
それでは、本題に入ります。
WillやBeing、身に就く能力、求められる力、などの観点で、私の独断の偏見も交えながらご紹介させて頂きます。
私の友人少なくとも20名ぐらいいて、具体を知っている業界のみの記載とさせて頂きます。
友人たちの特徴を基に記載していますので、記載内容が全てではないです。

■広告業界(電通・博報堂・ADK・大広・東急…)

クライアントの広告課題に対して、TV・新聞・イベント・WEB・雑誌・交通広告など様々な広告手段を用いて提案する総合広告代理店と、各メディア専門の広告代理店があります。
皆さんが一般的に受けられるのは、総合広告代理店、特に上にあげたTOP5社が多いのではないでしょうか。
総合広告代理店の特徴としては、
Will:人(社会)に大きな+の影響を間接的に与えたい
Being:人より優秀でいたい・他者、社会から承認が欲しい・成長したいという欲求のどれかが紐づくBeing
が多く、
働く人の特徴しては、
「場」におけるコミュニケーションが非常に円滑で、
ノリの良い人が多く、一瞬のひらめき(クリエイティブさ)を持った人が多い印象があります。
また、某事件があってからは、残業や接待もかなり抑えられているようですが、それでも、メンタル・体力、両方において、かなりのストレス耐性を兼ね備えておく必要がある業界です。
その分、稼ぎも良く、30前後で、年収でいうと1000万を超えてくる人も少なくない業界です。

■TV業界

広告業界と似たような人が多く(就活では両方受ける人が多く、中途でも人材交流が多い)、特性などはほぼ変わりません。
ただし、
・クリエイティブさ
・激務耐性
は、TV局の方が要求されると感じます。

■コンサルティング

私が就活していた10数年前よりも、重要性がましており、多種多様になっているコンサルティング業界。
大きく分けると、
・外資戦略コンサルティング
・外資専門(IT・人材・会計・M&A…)コンサルティング
・日系戦略コンサルティング
・日系(IT・人材・会計・M&A…)コンサルティング
があります。
働く人の特徴としては、
Will:人(組織)に自分の力によって+の影響を直接的に与えたい
Being:人より優秀でいたい・成長したいという欲求どちかに紐づくBeing
が多く、
純粋に賢い人が多い印象を持ちます。
昔は、「ロジカルモンスター」のような、人の感情が全くわからないんじゃないか!?という人が多い印象だったのですが、最近ではクライアントから、実行・改善まで求められることも多く、人間性(人としての成熟度ようなもの)も求められています。
※某コンサルティング会社は、頭脳面でのスクリーニングがあることが前提(京大院生や東大院生など)で、「食事会」だけで内定を出すケースもあるようです。
給与面も、他業界と比べると若手のうちから、かなりの高水準となっています。
初任給で年収500~600万ほどあります。

■商社(三菱商事・三井物産・住友商事・丸紅・伊藤忠・豊田通商・双日)

総合商社(上記前から5つが5大商社、後ろ2つを入れて)と専門商社(繊維商社の瀧定などは有名)に分かれますが、皆さんが受けられるのは総合商社が多いかと思います。
働く人の特徴としては、
Will:社会に大きな影響を与えたい
Being:人より優秀でいたい・他者、社会から承認が欲しい・成長したい欲求のどれかが紐づくBeing
を持っている人が多く、
事業創造やビジネスを作ることを好む人や、規模感の大きなことに惹かれる人が多く、
頭脳と想いのバランスが良い人が多い印象を持ちます。
めちゃくちゃチャラい人と、めちゃくちゃ真面目な人が混在している面白い業界でもあります。
こちらも給与水準は、30代になると非常に高く、年収で1000万を超えてくる人が多いです。

■製薬業界(主にMR[*]を中心に記載します)

*MR= Medical Representative: 医薬情報担当者
武田薬品や沢井製薬、小林製薬などの日系と
ファイザーやアストラゼネカなどの外資があります。
最近では、最終クライアントである医者への接待が禁止される傾向にあり、昔に比べると激務も軽減されていると聞きます。
ちなみに、良く勘違いされがちですが、製薬会社のMRは医薬情報担当者と略され、薬を直接売るのではなく、あくまで、医薬の情報をお医者さんに伝えることが仕事です。
(実際に薬を売るのは、卸会社の営業)
働く人の特徴としては、
Will:マイナスの他者(社会)に対して+の影響を与えたい
Being:人より優秀でいたい・社会的に安全でいたい・成長したいという欲求のどれかが紐づくBeing
を持っている人が多く、
スケジュール管理や、進捗管理などを得意として、コツコツと真面目に仕事が出来る人が多い印象です。
※直行・直帰などが許されている会社もあり、自己管理能力が必要とされる。
また、相手(医者)が賢く若干にコミュニケーションに難があるケースも少なくなく、
そこに合わせる場の瞬発的なコミュニケーション力も必要です。
MRに関しては、給与も高く、今まで上げた職業ほどではありませんが、社会的には高給、と呼ばれる業界です。

■メーカー

電気メーカー、食品メーカー、飲料メーカー、素材メーカー、鉄鋼メーカー、と様々なメーカーがあり、一概にこういう特徴がある、とは言いづらいメーカー。
働く人の特徴としては、
Will:人(社会)に広い+の影響を、間接的に与えたい
Being:社会的な安全が欲しい・他者、社会から承認が欲しい・成長したいという欲求のどちらが紐づくBeing
を持っている人が多く、
一般的に優しい、真面目な人が多い印象を持ちます。
ただ、飲料系メーカーだけは、超体育会風土があり、「飲むのが仕事」、でほぼ毎日担当エリアを飲み歩いてお客さん先に出向いています。
長期間にわたって、人との信頼関係構築が必要になることが多く、また仕事をする上で、関係者が多いのも特徴的です。
そのため、物事を上手く進める調整力、が発達します。
メーカーの人に、就活生の皆さんが優しい印象を持つのはそのためではないでしょうか。

■WEB・インターネット業界

サイバーエージェント、オプト、セプテーニから、Google、Yahoo、なども一括りにさせて頂きます。
※本当は細かく違いますが、特徴的な部分だけ。ここは個別ご相談頂ければ、友人も多く、会社ごとの特徴含め、アドバイスさせて頂きます。
働く人の特徴としては、
Will:人(組織・社会)に、広い+の影響を間接的に与えたい
Being:人より優秀でいたい・他者、社会から承認が欲しい・成長したいという欲求の何かに紐づくBeing
をもっている人が多く、
頭の回転が早く、コミュニケーションも円滑で、かつ数字に強い人が多いです。
コミュニケーションや服装などから、一見チャラい業界に見られがちですが、仕事自体はかなりキツく、その分若手から多くの仕事にチャレンジでき、成長感を得やすい業界となっています。
社内外で競争が激しく、入れ替わりの激しい業界となっていますが、身につく能力としても、企業が今後の社会を生き抜く上で、非常に重要なWEB・ITといった専門的な能力が身につく業界のため、転職市場での価値も高く、給与水準なども、現在上がり続けています。

■金融業界

銀行・保険・証券と金融業界と言っても大きくわけて3つの業態がある業界ですが、新興企業の参入により、業界再編が進む中、この3つを横ぐしで行う会社が増えてきています。
※ONEみずほ、とかよく聞きますよね。
働く人の特徴としては、
Will:他者or企業に対して、お金というファクターを使って+の影響を与えたい
Being:人より優秀でいたい・他者、社会的な承認が欲しい・社会的に安全でいたい・(成長したい)という欲求の何かに紐づくBeing
を持つ人が多く、
学生さんのイメージよりも、泥臭い営業の仕事が多く、
体育会の方を求めている業界でもあります。
※体育会リクルーターなどが根強く残っている業界
「フィンテック」というIT×金融、の新しい会社も多く参入しており、
今後の業界再編では非常に面白い業界になりそうです。
逆に、金融業界=安心・安全、という神話は崩れつつあるように感じます。

■人材

一口に人材といっても、こちらも、
人材紹介・人材派遣・人材広告・人材教育、と多様な業態がある業界です。
一般的に、「人材業界」を志望している人は、人材紹介をイメージしている就活生が多いようですが、自分が受けている会社のメイン事業は何か?は、把握しておくと良いでしょう。
働く人の特徴としては、
Will:マイナスの他者or企業に、直接+の影響を与えたい
Being:人より優秀でいたい・他者、社会から承認が欲しい・成長したいという欲求の何かに紐づくBeing
を持つ人が多く、
若手から仕事を任せられ、成長できる業界として有名です。
一方、考え方をかえれば、仕事が一定システム化されており、若手でも一人前として出来る仕事が多い、ということでもあります。
※もちろん奥は深く、私自身、人材コンサルとしても今も日々勉強しています。
給与は、若手のウチは非常に高く、私自身は働いていた20代で、お金に困ったことは正直ありませんでした。
以上、ざっと主要業界についてご紹介いたしましたが、いかがでしたでしょうか?
参考記事にもあるように、業界は今回ご紹介した以外にもたくさんありますので、もし興味がある業界があれば、遠慮なくご質問頂ければ、ここには書けないようなお話(笑)もたくさんさせて頂きます!
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